どの塾も二学期に入ると、新学期向けの入塾説明会が始まります。入ってからのことを想定して、すこしでも多くの情報を集めたい場です。説明会で注意すべき点は、チラシやパンフレットにない具体的な内容を知ることはもちろんですが、まずは先生たちを見ることです。信頼できる先生なのかどうか、服装や言葉づかいなどからも考えてみるといいですね。また、子どもが気が合いそうな先生を見つけてみましょう。「この先生かな?」と思ったら、「体験入塾」をしてみましょう。さらに、通塾の様子もチェックしておきたいものです。塾に行かせるということは、帰宅が遅くなる、遅い時間に出て歩くということです。近くに危険なところはないかもしっかり見ておきたいですね。そのうえで、入塾説明会でおさえておきたい点は、次の四つの点です。(1)塾に入れたからといって、成績が伸びる、志望校に合格できるという考えは危険です。成績向上や中学受験の成功には、塾の勉強をしっかりと支える家庭学習がなによりも必要です。ですから、入塾を考えた塾が家庭に塾の予習を求めているのか、あるいは復習を求めているのかをたずねてください。そして、教材をどのようにして使用し、ノートの取り方や作業のさせ方など、きめ細かな説明を受けておきましょう。(2)生徒がわからないと言ったときに、生徒の「わからない」をどう受け止めているかも知りたいところです。面倒見がいいことは、すべて生徒のためではないことを理解しておいてください。ときには考える力をなえさせる要因にもなりうるのですから。また、万が一、授業についていけないことが起きたら(病気になってしまう。学校行事が重なって遅刻が多く、欠席がたび重なるなど、さまざまな理由で起きる可能性があります)、塾はどのような対応をしてくれるのか。また、親としてはどのように対処すればいいかといった相談にのってくれるのかなどを聞いておきましょう。(3)合格実績はどうでしょう。中学受験を考えている場合には、特に気になるところです。しかし、チラシやパンフレットの「○○有名私立中学合格○人!」に注目するのではなく、昨年度やそれ以前の合格談などを聞いて(パンフレットや小冊子になっている塾もあります)、生徒一人ひとりのことを考えた進路指導が行われているかどうかを判断するようにしてください。偏差値だけで受験校を決めるのは、いろんな意味で危険であることは言うまでもありません。(4)私立中学の情報をたくさんもっているかどうかも調べたいところです。学校案内を見ただけでは、なかなか生きた情報は手に入りません。最近では学校と塾のコミュニケーションは以前より密になったといわれています。塾がよりよい進路指導をするために、どの程度学校の情報を入手しているかも大切なことです。
[参考教育情報]
四谷学院の個別指導
http://yotsuyagakuin-kobetsu.com/