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ブランドを支えるeロイヤルティ

顧客全員のニーズに均等に応えていてはコスト効率も悪く、ブランドへの強いロイヤルティ(愛着)を示す顧客グループの形成も容易ではありません。自社ブランドにとっての重要性によって顧客セグメントに優先順位づけを行い、優先度の高い顧客セグメントの求めるニーズに徹底的に応えることによって確実にそのブランドの「ファン(親派)」づくりを行っていくことでブランドの基盤を構築します。第三ステップとは、さらに戦略顧客の潜在的な期待に合致するような商品・サービスを企業サイドから積極的に提供していくことが求められる段階です。顧客の購買履歴とウェブサイトへのアクセス履歴をベースにその顧客の嗜好を分析し、嗜好や属性に合わせたカスタムメイドの提案を行う取り組みは、小売を中心とする多くのeブランド企業で着手されていますが、本格的な体制づくりにはいまだ至っていないというのも事実です。しかし、今後はこのようなサイバー世界の持つ双方向性をフルに活用した、顧客への個別マーケティングがますます活発化することは予想に難くありません。そして、こういう働きかけを通じて顧客との関係を強化して初めて真のeロイヤルティを醸成することができるのです。