ビタミンCは免疫力を高めたり、疲労回復の役割を担ったりすることはもちろん、たんぱく質の合成やホルモンの生成にも密接な関係があり、非常に重要な栄養素ですが、体内でつくることができないため、外から摂取する必要があります。けれども、本来、果物や野菜から摂るべきビタミンCを、私たちが健康補助食品から摂ろうとすると、「天然と合成」という大きな壁にぶつかってしまいます。合成のビタミンCは主としてブドウ糖から種々の反応を経て工業的にアスコルビン酸として大量につくられます。また、合成の過程では、石油を原料とした薬品を使用することもあります。すなわち、合成の材料を錠剤として固めるために、合成添加物である凝固剤や増粘剤を加え、さらにビタミンCっぽく見せるため合成着色料や合成の香料で人工の昧や香りをつけるわけです。これらの合成ビタミンCは、本来の役割を何ら果たさないばかりか、大量に飲めば人体に悪影響を及ぼすことも考えられます。事実、下痢や胸やけ、胃痛などを引き起こした例は数え切れません。一方、天然のビタミンCは自然の植物から取り出すため、たんぱく質や糖類などビタミンC以外の自然成分が付着しており、それらが総合的に摂取されるので、身体に十分に吸収され、少量でも大きな効果があります。