楽天というひとつの企業を運営していくために、こんな圧倒的な量のコンピュータを必要としているのだ。いやもちろん、これはどのサーバーを抱える企業は日本中を探したっていくつもないことは分かっている。けれどそれでも、僕たちが本格的に世界へと進出していくためには、これはまだほんの手始めに過ぎないのだ。話は少々横道にそれてしまっだけれど、僕たちのサーバーへの投資額がこの10年間でどれだけ巨額なものになったかは想像して頂けると思う。なにしろいちばん最初に導入したサーバーは、僕が秋葉原へ買いに行って自分で事務所に持って帰ってきたのだ。そういうレベルで運営できたからこそ、月額5万円ポッキリなんて無茶な価格設定ができたのだった。冷静に考えれば、これはかなり荒っぽい戦術だ。僕たちがしたことは、今の言葉で言えばある種の価格破壊だ。けれど、価格破壊というものは通常、すでによく売れている商品に対して行う、薄利多売を狙うものだ。ところがインターネットショッピングモールへの出店という“商品”は、売れ筋商品などではまったくなかった。6人が1ヵ月必死で頑張ってやっと5店なのだ。薄利でしかも売れないとなれば、経営が行き詰まることは目に見えている。あくまでも僕の予想した“未来へのビジョン”通りに世の中が動き、インターネットショッピングが日本で普及して初めて成り立つ戦術だった。
[参考サイトのご紹介]
相模原のホームページ制作会社
http://web.kurum.jp/